六道珍皇寺 小野篁の井戸等公開
私の歴史好きは「鬼の橋」という児童文学作品から始まりました。
読んだ当時は中学生で、心をくすぐられまくったのを覚えています。
平安京を舞台に少年小野篁が井戸を通り冥界とこの世を行き来する話なのですが、こういうのって中学生にはたまりませんよね。
そんな篁の井戸が公開されるというので、10年以上たってますが念願の初対面をしてきました。
この「六道の辻」というのも魔界の雰囲気で中二心がうずいてしまいます。
小野篁が彫った閻魔像をみてから、目的の井戸へ…
お堂の縁側からの撮影なら可、ということでありがたく撮らせていただきました。
左奥の四角いのが篁の井戸です。
ここから篁が冥界へ…
華やいだ京都の裏に見え隠れする闇。
もはや何冊も本が出ているような人気テーマですが、中学時代のワクワクの原点としての小野篁・冥界・平安京といったフレーズが鮮やかに蘇ってきた一日でした。